デイサービスでもリハビリは続けられる

ケガや病気により入院期間が長くなると

筋力や体力が弱ってしまったり

病気によっては

身体に麻痺が残ってしまったり

徐々に体が弱っていく進行性のモノもあります。

必要な治療が終われば

できるだけ筋力や体力を回復したり

麻痺があっても自分でできることを増やし

進行性の病気でも進行を遅らせるために

リハビリが行われます。

 

ただし

病院でのリハビリは

疾患ごとにリハビリを実施できる日数の上限が定められ

脳血管疾患では発症または手術日から180日

運動器(整形外科疾患)・心疾患では150日

廃用症候群リハビリテーションでは120日

呼吸器では90日

となっています。

令和4年度診療報酬改定の概要個別改定事項Ⅲ(厚労省)

 

そのため

病院でのリハビリの後に

介護保険のサービスを活用して

リハビリを継続する人も多くいます。

 

基本的には

訪問リハビリやデイケアなどが

リハビリ専門職が直接リハビリを行ってくれるサービスではありますが

今では

デイサービスの中でも

運動に特化したサービスを提供しているところが多く

医療専門職がいなくても

十分なリハビリができる場所も多くあります。

 

むしろ

専門職がいると聞いて

デイケアに通っていた人の中には

何もしないで過ごす時間が長く

短時間でもしっかり体を動かせるデイサービスに

利用を変更したという人もいます。

 

病院で医療専門職の方に

リハビリを担当してもらっている方の中には

退院後も医療専門職のいる介護サービスを使いたい

という人もいますが

大切なのは

どちらのサービスがよりリハビリ効果が期待できるか

という所かと思います。

 

今では

デイサービスでも

しっかりとリハビリを行い

その効果も期待できる事業所は多くありますので

ぜひ選択肢のひとつに入れてみてください。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。