デジタル活用支援計画

「デジタル弱者」高齢者1000万人に講習 総務省5年で

総務省は18日、高齢者らがデジタル化から取り残されないようにスマートフォンやマイナンバーカードの使い方を教える「デジタル活用支援員」について、2025年度までの5年間の事業構想を公表した。毎年度5000カ所で講習会を開き、5年間でのべ1000万人の高齢者の参加を促す。デジタル庁の9月発足を控え、デジタル化から取り残される住民がいないようにする。

日本経済新聞

 

 

行政手続きのオンライン化が進められる中

スマホやパソコンの操作に慣れていない高齢者や

そもそもスマホやパソコンを持っていない高齢者もいます。

そういった方々に対しても

しっかりと支援していきましょうということで

 

総務省では

「デジタル活用支援 令和3年度事業実施計画等」

という計画が公表されています。

「デジタル活用支援 令和3年度事業実施計画等」の公表(総務省)

 

具体的には

今年の6月から

デジタル活用支援推進事業として

全国1,800箇所程度で

主に高齢者のデジタル活用を支援する「講習会」を開始

 

講習会は

携帯ショップを中心として開催し

携帯ショップがない市町村等については

公民館等を活用して開催

 

講座の内容は

①基本講座
(スマートフォンの基本的な利用)
②応用講座
(スマートフォンによる行政手続等)
• 電源の入れ方、ボタン操作等
• 電話のかけ方、カメラの使い方
• インターネットの使い方
• メールの使い方
• 地図アプリの使い方
• LINEなどSNSの使い方
• マイナンバーカードの申請方法、利用方法
• マイナポータルの活用方法、カードの健康保険証利用
• マイナポイントの申込み方法
• e-Taxの利用方法
• 医療機関におけるオンライン予約・診療

 

となっています。

 

 

講習内容をみてみると

本当に初歩の初歩からの講習となっています。

 

なかなかスマホの操作に慣れない

そもそもスマホを使ったことがない

という方も

こういった機会を利用して

少しでもスマホ操作に慣れていただけると良いですね。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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