主任ケアマネジャーとは?

昨日のブログで

地域包括支援センターで働く3職種の中に

「主任ケアマネジャー」という職種があることを記載しました。

 

ケアマネジャー(介護支援専門員)がいて

主任ケアマネジャー(主任介護支援専門員)という人もいます。

 

主任という言葉がつくと

少し責任のある人?というイメージがありますが

簡単に言ってしまえば、その通りです。

 

制度で定められている基準によると、

① 専任の介護支援専門員として従事した期間が通算して5年以上である者
② 「ケアマネジメントリーダー活動等支援事業の実施及び推進について」に基づくケアマネジメントリーダー養成研修を修了した者又は日本ケアマネジメント学会等が認定する認定ケアマネジャーであって、専任の介護支援専門員として従事した期間が通算して3年以上である者
③ 施行規則第140条の66第1号イ(3)に規定する主任介護支援専門員に準ずる者として、現に地域包括支援センターに配置されている者
④ その他、介護支援専門員の業務に関し十分な知識と経験を有する者であり、都道府県が適当と認める者

以上の①~④のいずれかに該当し、所定の研修を修了した人が主任介護支援専門員になれます。

~主任介護支援専門員ガイドラインより~

 

ガイドラインを見ていただくと

研修の内容には、介護に関することだけでなく、

人材育成や業務管理、運営管理についての項目もあります。

ケアマネジャーとしての実務経験を重ねたうえで、

さらに学びを深めた方が、主任ケアマネとして勤務されています。

 

 

だったら、介護のことは主任ケアマネさんに相談すべきだ!!

と考えなくて大丈夫です。

介護に関しては、ケアマネさんも社会福祉士さんも保健師さんも

皆さんがチームとなって連携して対応いてくれています。

反対に、1人の人ばかりに担当者が増えてしまっては、

しっかり対応してもらえなくなってしまいます。

 

地域包括支援センターについては

それぞれの職種の人がチームとなって

地域の方々を支えてくれています。

 

介護でお困りの際には、地域包括支援センターの窓口へ

いつでも相談してみてください。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。