介護離職問題

介護離職の問題というと一般的には2つの考えが頭に浮かぶかと思います。

①企業などに勤める労働者の方々が身内の介護や看護を理由に退職してしまうこと

②介護の仕事に携わる方々が職場環境や人間関係などを理由に退職してしまうこと

 

弊社では①の問題に対しての課題解決の役割を担っていきたいと考えていますが

「介護離職」という言葉を聞くと、②を想像する方が多いような印象を受けます。

あなたはどちらを想像しましたでしょうか?

 

「介護離職ゼロ」という言葉が

国や自治体の政策にも掲げられているため

①のほうが一般的に認識されていると思っていましたが

 

実際のところ、「介護業界の人手不足」や「介護職員の離職率の高さ」

という言葉のほうが印象が強く

②をイメージされる方も多いのかもしれません。

 

 

弊社の事業内容としては、

「介護離職ゼロ」を第一に掲げる活動としておりますが、

「介護サービスの質の向上」も事業内容に掲げております。

 

介護サービスの質の向上のためには

介護職員の人手不足や離職率の高さに対しても

取り組むべき課題と考えています。

 

また質の良い介護サービスの充実が

介護離職ゼロの課題に対しても影響を与えると考えています。

 

 

ということで

介護離職の問題に対しては

冒頭に挙げた2つの両面を考えて

少しでも有益な情報発信ができるよう

努めていきたいと思います。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。