活動の機会を作る

「介護は必要最低限のサービスだけ

利用できれば良い」

 

という考えもあるかもしれませんが

もし

介護を必要とする本人が

普段の生活の中で

身体を動かす機会が少ないようであれば

通いのサービスを検討してみても良いかもしれません。

 

介護サービスには

デイサービスやデイケアという

送迎付きで介護施設へ通えるサービスがあります。

 

一日の決められた時間帯に

食事、運動、入浴、レクリエーションなどをして

過ごす場所になります。

 

利用の目的としては

介護する家族の負担を減らすため

自宅の浴槽では入浴できない方が

介護スタッフに施設のお風呂に入れてもらうため

そして

家では身体を動かす機会の少ない方が

施設に通って運動してもらうため

などの目的があります。

 

通いのサービスを利用することで

身体機能や認知機能の

維持改善につなげることができます。

 

 

とにかく生活さえできれば

という考えで介護サービスを利用し

本人の活動の機会が作られていなければ

身体機能や認知機能は

日を追うごとに

低下してしまう可能性があります。

 

介護サービスを利用する際には

本人ができるだけ元気でいられることを考え

普段の活動量にも

注目していただければと思います。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。