第239回社会保障審議会介護給付費分科会

令和6年1月22日

厚生労働省では

第239回社会保障審議会介護給付費分科会が開催されました。

第239回社会保障審議会介護給付費分科会(厚労省)

これまで

令和6年度の介護報酬改定について

議論が重ねられてきましたが

 

いよいよ

今回の会議資料で

各サービス種類ごとの報酬について

示されています。

 

改定率については

事前資料の中で

全体で+1.59%

そのうち介護職員の処遇改善分+0.98%

と示されていた通り

 

処遇改善の割合が高く

各サービスの基本報酬については

微増となっています。

 

ただし

訪問介護の基本報酬については

引き下げとなっており

そのことが

ニュースにもなっていました。

【介護報酬改定】厚労省、訪問介護の基本報酬を引き下げ 新たな単位数を発表(JOINT)

 

経営実態調査の中で

訪問介護の利益率が全サービス平均より上回っていることが

要因となっているようです。

 

一方で

訪問介護の処遇改善加算の割合は

新たな基準の処遇改善加算Ⅰを算定した場合には

24.5%と高い割合になっており

しっかりと職員の給与に還元するようにできているようです。

Microsoft PowerPoint - 最終作業_改定事項まとめ(網羅版)

 

今回の資料では

各種加算の情報や基準の内容についても

まとめられていますので

詳細については

厚労省のサイトから

チェックいただければと思います。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。