老老介護という状況
昨日のブログでも紹介させていただきました
この結果から
老々介護の割合が上昇していることに注目されています。
老々介護とは
高齢者が高齢者を介護している状況
国民生活基礎調査の概況からは
同居する家族や親族が自宅で介護する在宅介護のうち
介護する人とされる人がともに65歳以上の割合は過去最高の59・7%
前回16年の調査より5%の上昇
また、75歳以上の老老介護の割合も2・9%増えて過去最高の33・1%
家族が介護するなかでは3世帯に1世帯が75歳以上同士となっています。
老々介護世帯が増えてくると
介護離職の可能性も高くなる心配があります。
さらには高齢になればなるほど
心身の疲れが出やすく、万が一介護者が体調を崩してしまえば
親族がサポートせざるを得ない環境になることが考えられます。
両親ともに介護が必要な状態になってしまっては、さらに大変になります。
介護認定を受けているからと言って
十分なサービスを活用しているとは限りません
「家族のことは家族で対応しなければいけない」と思って無理をしているかもしれません
「できるだけ見ず知らずの人に迷惑かけたくない」という気持ちから遠慮しているかもしれません
現状の介護環境が
介護する側、介護される側の双方にとって十分であるかどうか
万が一があったときの対応について
サポートできる環境が準備できているかどうか
改めて介護担当者や親族で相談してみても良いかもしれません。
投稿者プロフィール
- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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