サービス利用者の気持ち

新型コロナウイルスの影響を受けて

介護サービス事業所は

一部では、事業所自らサービスを縮小して運営したり、休止する事業所もありますが

できる限りの感染症対策を行い、サービスを継続しているところが多いかと思います。

 

また、緊急事態宣言の解除を受けて

サービスの縮小や休止していた事業所についても

通常通りのサービスを再開するところが多くなるかと思います。

 

 

そんな中、ご利用者さん自身の利用控えにより

売上が減少し、経営状態が厳しくなっている事業所も多いと聞きます。

 

その、利用控えをしている方々の心情について、

大きく分けると2つの考え方があるかと思います。

➀自分の身を守るために利用を控えるケース

誰かからウイルスをもらってしまうのを避けるため

 

②相手に迷惑をかけないために利用を控えるケース

自らが誰かに感染させてしまうのを避けるため

事業所の感染症対策に協力するため

人手不足になっているであろう事業所に迷惑をかけないため

 

もし、利用者数が減り、売上の減少にお悩みの事業所については

②の場合を想定した、ご利用者様への声掛けがポイントになるかと思います。

 

ご自宅での自粛生活が続き、身体機能の低下を心配していること

事業所では万全の感染症対策を行い、スタッフも揃っていること

ご自身の健康維持のためにも、ぜひサービスを利用いただきたいこと

などをお手紙や文章にし、積極的にお伝えいただく必要があるかと思います。

 

介護サービスを提供する事業所様におかれましては、

ご利用者さんの健康のためにも

積極的なサービス利用をうながし

介護度の維持改善に努めていただければと思います。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。